尾崎豊の「十七歳の地図」(曲)のデモ版の歌詞


十七のしゃがれたブルースを聴きながら 俺は線路の下を潜り抜け


ありふれた毎日の中 一時の笑顔を探してる


酒も煙草も十五で覚えたし 街も多少は目をつむってくれるが


未成年というレッテルを張られた俺達 味を知ってても知らないふりをする


咥え煙草のセブンティーンズマップ


仲間達は地下の喫茶店の隅で 授業をさぼり意味も無く座ってる


バイクや女他愛無いジョークで笑い 答えを出す事が出来ないでいる


そして街のセンチな溜め息の中で 俺たちゃ真面目に愛を考えるのさ


「愛してる」たったそれだけの言葉 大切にしなくちゃと思うんだ OH


人波の中を掻き分け 壁伝いに歩けば


しがらみのこの街だから 強く生きなきゃと思うんだ


ちっぽけな街の心に からっ風が吹いてくる


おもちゃの様な街並み 焼けつく様な夕日が


今心の地図の上で 起こる全ての出来事


照らすよセブンティーンズマップ


電車の中押し合う人の背中に いくつものドラマを感じて


親の背中にひたむきさを感じて この頃ふと涙こぼした


半分大人のセブンティーンズマップ


かっこよ(?)く生きていたいけど スマートにゃ決まりやしないさ


どんな生き方になるにしても 自分を捨てやしないよ


人波の中を掻き分け 壁伝いに歩けば


隅から隅這いつくばり 強く生きなきゃと思うんだ


ちっぽけな俺の心に からっ風が吹いてくる


歩道橋の上振り返り 焼けつく様な夕日が


今心の地図の上で 起こる全ての出来事


照らすよセブンティーンズマップ